リースで入れたセキュリティの箱(UTM。ネットの入口で怪しい通信やウイルスを止める機械)の、再リースの案内が来た。あるいは、入れた業者から「更新の時期です」と言われた。払い続けていいのかが分からない。
- この記事で出来ること
- 中身の期限・満了日・途中でやめたときの額の3つを確かめ、続けるか満了で返すかを決めて、リース会社に文面で聞ける
- 前提
- 専門知識は不要。リースの引き落としが載った通帳と、届いた再リースや更新の案内があれば足ります
- 今日の一歩
- 文面を送るのは今日。測った時間ではありません
目次(4)
放っておくと、中身の切れた箱に払い続ける
実際の相談にも、再リースで払い続けているが、中身が切れたら「ただの箱」ではないか、と迷う声があります(2024年11月、出典欄)。
箱の中身は「ライセンス」(見張りの知識を最新に保つ権利)で動いていて、リースの期間とは別に期限があります。切れて何が止まり何が続くかは、機種と契約で違います。古い知識のまま続く物、見張りが止まる物、閲覧を全部止める設定の物、外から社内につなぐ仕組み(VPN)の通信に響く物もあります(技術メモ)。「ただの箱」かは、うちの箱で確かめて決めます。
私ならこうする: 中身が切れていて更新しないなら、満了で返す
私なら、中身の期限が切れた、または満了までに切れる箱は、更新の額と止まる物を聞いたうえで、更新しないなら再リースせず満了で返します。見張りの役を果たさない箱に払う理由がありません。
返すと決める前に、外した後もネットとVPNがつながるか、見張りの代わり(パソコンのウイルス対策など)があるかを確かめます。
更新するのは、要る理由を一言で言えるときだけです(UTMを勧められたときの記事の、筆者の5つの目安で見ます)。そういう箱なら、再リースは安く使い続ける方法です。
やめたほうがいいのは、箱を外して送り返す、引き落としを止める、の2つです。機械の具合が悪くてもリース料は止まらない決まりで(協会の標準の契約書)、残りの支払いは消えません。
満了日と、やめたときの額は、通帳の引き落としの名前の会社(リース会社)に聞きます。
文面(リース会社へ。電話でも書面でも) 「〇〇株式会社の△△です。リース契約の内容を確認しています。契約番号は___です(分からない場合は、機械の型番___、引き落としの日と金額___で探してください)。次を書面かメールで教えてください。①リースの満了日と、今が再リース中かどうか ②今月やめた場合に払う額 ③満了の後、何もしないと再リースになるのか返すことになるのか、その申し出の期限と、再リースの料金 ④返すときの取り外しと送料を、どちらが持つか。いつまでに回答をいただけるかも教えてください。」
確かめ方: 中身の期限は、箱を入れた販売店に聞いて並べる
中身の期限は、リース会社ではなく、箱を入れた販売店が知っています。「箱の機種と、中身の期限の日付、更新する場合の額、更新しないと期限の日に何が止まり何が続くか」を聞きます。
小さな会社の箱は、ネットにつなぐ役を兼ねていて、外した日にネットが切れることがあります。「外した後もネットとVPNがつながるか」も同じときに聞きます。
業者に送る確認文: ライセンスが切れたときの動き(販売店と話すとき用)
各社の公式の説明です(取得日は出典欄)。同じメーカーでも、どのライセンスが切れたかで変わります。
- Fortinet(FortiGate): ファイアウォールとしては動き続け、ウイルス検査とIPSは更新の止まった古い定義のまま続く。カテゴリによるWeb・DNSの絞り込みは止まる
- WatchGuard(Firebox): セキュリティのサービスは切れるとそのサービスが動かなくなり、WebBlocker は既定で全サイトへの接続を拒否する。サポートが切れるとOSの更新ができなくなるが、VPN などほかの機能は動き続ける
- Sophos(Sophos Firewall): ライセンスごとに止まる機能が違う。基本のファイアウォールのライセンスが切れると、ファイアウォールのルールが処理されず、IPsec VPN はつながったままでも通信が通らない
販売店には、機種名と、切れている(切れる)ライセンスの名前を書面でもらい、上の公式の説明と突き合わせます。
