電話機のリースが切れる、業者から入れ替えを勧められた。「スマホで内線ができるクラウドPBXにした方が安い」とも聞く。どちらにするか決めたい方へ。
クラウドPBXは、事務所に置く電話の親機(主装置)の代わりに、ネットの向こうの設備で電話を回す仕組みです。スマホやパソコンが内線電話になります。
- この記事で出来ること
- ビジネスホンを続けるか、クラウドPBXに替えるかを、4つの質問の答えで決められる
- 前提
- 専門知識は不要。電話の請求書と、電話機のリースの契約書か請求書があれば足ります
- 今日の一歩
- 4つの質問に答えるのは今日。測った時間ではありません
答え: 次の4つに答えてから決める
| 質問 | 「はい」なら | 確かめる場所 |
|---|---|---|
| ① FAX・警備・レジを、電話の回線につないでいるか | ビジネスホンのままが無難。替えるなら、つなぎ替えの方法を先に決める | 機械の裏の線と、警備会社の契約 |
| ② 事務所の電話から110・119にかけることがあるか | 携帯電話でかける決まりを作る | 社内の決まり |
| ③ 今の番号(03など)を残したいか | 光回線の電話(ひかり電話など)の契約が要ることがある | 電話の請求書 |
| ④ 今の電話機のリースが残っているか | 替えても残りの支払いは消えない | リースの契約書・請求書 |
①〜④がすべて「いいえ」で、外出先のスマホで会社の番号を受けたい会社は、クラウドPBXが合います。
料金の目安(取得日 2026-10-22)と条件: ナイセンクラウドの例
あるクラウドPBXの公式の料金ページとQ&Aで、条件を確かめました。
- 110・118・119などにはかけられないとQ&Aに明記
- 今の番号は、NTT東西の契約がある場合に使える。接続先は「ひかり電話」等の契約が前提
- FAXは変換アダプタを使うか、ネットFAXを勧める。警備・レジの記述は無い
- 料金は税抜で、初期費用10,000円、月額は1人用2,000円から。スマホは有料アプリ(iOS 1,500円/台)
- 最低利用期間は1か月
他社では条件が違います。「インターネット環境があれば使える」とあるので、ネットか電源が止まれば、事務所の電話も止まると考えて準備します(公式の記述ではなく、条件からの推論です)。
私ならこうする
①が「はい」なら、今回はビジネスホンを続け、同じ台数で2社の見積もりを比べます。①がすべて片付いた後に、クラウドPBXを検討します。①が「いいえ」で③④も問題なければ、1か月単位で試せるクラウドPBXを、まず数人で試します。
業者に送る確認文: 電話会社への文面
文面(電話会社か今の電話の業者へ) 「電話の見直しを検討しています。次の点を教えてください。①弊社の番号(○○)で、FAX・警備・レジにつながっている回線はどれか ②その番号を、クラウドPBXでも使い続けられるか。そのために必要な契約と費用 ③今の電話機のリースの残りの期間と、残りの額。○月○日までにお返事をいただけると助かります。」