小さな事業のIT手帖

判断・選び方

会社のメールを複数人で共有している。info@を残して個別管理する判断表

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  1. 代表のinfo@を残すことと、同じパスワードでログインすることは別。各自の権限で使えるか確認する
  2. 人事や給与の宛先、返信担当、退職者の権限を確認する。アドレスを増やすだけでは対応漏れは解決しない
  3. 今日、メールを預けている業者に「1人1つのアドレスを何個作れるか、追加はいくらか」を1通送る

公開 更新 読了4分

会社のメール1つを数人で共有。運用を見直したい。

Gmailなら有料化前の整理へ。

この記事で出来ること
代表アドレスと個人の権限を整理し、今の業者に設定方法と費用を1通で聞ける
前提
専門知識は不要。ホームページとメールの請求書があれば足ります
今日の一歩
文面を送るのは今日。測った時間ではありません
目次(5)
  1. 1つを皆で使い続けるデメリットは、社員の側から先に出る
  2. 私ならこうする: info@ は残し、中のやり取りを1人1つに分ける
  3. 先に決めるのは「どの製品を買うか」ではなく、今の契約で分けられるか
  4. 業者に送る確認文: 回答後の選択
  5. 料金の目安(取得日: 2026-09-22。年契約・税別)

1つを皆で使い続けるデメリットは、社員の側から先に出る

  • 誰かが開くと全員の画面で既読になり、まだ誰も対応していないことに気づけない(数名の会社の社員、2025年)
  • 人事や給与のメールまで皆に見える。パスワードをかけたら管理者に止められた(社員、2025年)
  • 辞めた人あての仕事のメールが、取引先から届く(少人数の会社の社員)
  • 皆が同じパスワードを知っているので、変えないままだと辞めた人も入れる

私ならこうする: info@ は残し、中のやり取りを1人1つに分ける

個人宛ての連絡と会社の窓口を分けます。人事・給与は本人だけに届くようにし、info@ は残します。対応漏れには、返信担当を決める運用も必要です。

代表アドレスの共有と、パスワードの共有は別です。 Microsoft 365 の共有メールボックスは各自のアカウントに権限を付けて使います(公式説明)。今の業者でも同様の運用ができれば、買い替えは不要です。少人数・事故なしを理由に、パスワードの共有を続けてよいとは判断できません。

費用は今の契約次第です。まず業者に聞きます。

先に決めるのは「どの製品を買うか」ではなく、今の契約で分けられるか

請求書で現在の月額と契約先を確かめ、利用人数と、代表アドレスを使う人を数えます。次の表の「自社で確認すること」を埋め、空欄は業者への質問に回してください。金額や権限を推測で埋めないでください。

選択肢これなら選ぶ自社で確認すること次の行動
今の契約を維持し、各自のログインと代表アドレスへの権限を設定現行サービスで必要な権限管理ができ、追加費用と運用が許容できる個別ログインの可否、代表アドレスの閲覧・送信権限、退職者だけを外せるか、月額・作業費業者に設定方法と見積りを依頼。新製品は買わない
今の業者で必要な機能を追加現行のままではできないが、オプション追加で必要な権限を満たせる追加後の月額・初期費用、過去メールの扱い、担当者ごとの返信管理現状の月額と追加後の総額を比較する
別サービスへ移す現行サービスでは必要な権限を実現できない、または費用・運用条件が合わない人数、移行するメール、代表アドレス、ドメイン管理者、移行費用、停止を許せる時間必要条件を固定してGoogle WorkspaceやMicrosoft 365などを比較する

判断の出口:個別ログイン・退職者の権限解除・代表アドレスの運用が今の契約でできるなら、移行は不要です。できない場合だけ、追加機能と移行を総費用・作業・必要機能で比べます。業者の回答が来るまでは製品を決めません。

業者に送る確認文: 回答後の選択

文面(メールを預けている業者の担当者へ。メール)

○○株式会社 △△様

いつもお世話になっております。当社のメール(@○○.co.jp)について、社内で「1人1つのアドレスに分けるか」を決めたいので、次の点を教えていただけますか。

①今の契約で作れるアドレスの数。1人1つ(○人分)作る場合に増える月額・初期費用・作業費

②代表の info@ は残し、届いたメールを数人に同時に配ることはできるか

③今の info@ に届いている過去のメールは、分けた後も残るか

④各自のログインで info@ を閲覧・送信し、退職した人の権限だけを外せるか。その場合の費用

○月○日までにお返事いただけると助かります。よろしくお願いいたします。

宛先は、ホームページとメールの請求書の差出人で見ます。分からないときは契約先が分からないときに、どこに何を聞くかへ。

返事が来て、今の契約のままでは必要な権限を満たせないと分かったら、次を比較します。

  1. 今の業者で機能を追加する。追加後に必要な権限管理ができるなら、移行せずに済みます。月額と作業費を確認します
  2. Google Workspace。メールに加えて、予定表と書類置き場も皆で使いたい会社向け。info@ は無料のグループのアドレスで残せます。この下のリンクから申し込むと、このサイトに紹介料が入ります
  3. Microsoft 365(公式の案内)。Word・Excel を毎日使う会社向け。info@ は共有の受信箱で残せ、本体は50GBまで個別ライセンス不要(各利用者はExchange Online契約が必要。追加機能は別条件)

ほかのソフトも替えるか迷う場合は、購入前の条件整理へ。

料金の目安(取得日: 2026-09-22。年契約・税別)

1人あたりの月額は、Google Workspace が800円(Google の料金ページ)、Microsoft 365 が1,049円(公式の比較ページ)からです。

出典(取得日 2026-09-22)

この記事は特定の製品の使用レビューではありません。公式仕様と公的情報をもとに整理しています。 ・仕様の取得日