INSネットが終わる、という案内が届いた。営業の電話で「何もしないと使えなくなります」とも言われた。その回線に何がつながっているか、誰も言えない。
- この記事で出来ること
- 請求書と事務所の機械から、INSの回線ごとに何がつながっているかを書き出し、機械の業者に替えが要るかを文面で確かめ、解約か切り替えかを決められる
- 前提
- 専門知識は不要。電話の請求書の3か月分と、事務所の電話・FAX・警備の機械・レジを見て回れる人がいれば始められる
- 今日の一歩
- 番号の書き出しは今日。測った時間ではありません
放っておくと、期限の日につないだ機械が止まる
INSネット(光回線より前の、NTTのデジタルの電話回線。ISDNとも)は、NTT東日本・西日本が2028年12月31日で終えます。今日すぐ止まるわけではなく、NTT東日本も終了にかこつけた悪質な販売に注意するよう書いています。
危ないのは機械の側です。NTT東日本は、INSネットで通信する主な用途に、レジ、カードの照会の端末、警備、銀行とのやり取り、エレベーターの監視を挙げ、今の機械が動くかは機械を入れた業者に確かめるよう案内しています。
私ならこうする: 回線ごとに何がつながっているかを書き、機械の業者に書面で聞く
申し込みより先に見回ります。
- 電話の請求書3か月分から、会社の番号を全部書き出す。内訳に「INS通信料」がある番号に印を付ける。1か月だけでは出ないことがあるので複数の月を見て、どの番号がINSネットかは請求書の窓口に番号ごとに聞く
- 電話の親機、FAX、警備の機械、レジ、カードの端末の線をたどり、業者のシールを書き写す
- 機械ごとに、業者へ下の文面を送る
| 電話番号 | つながっている機械 | 機械の業者 | 決めた道 |
|---|---|---|---|
番号ごとに1行にし、埋まったら回線ごとに決めます。
- 解約する: 何もつながっていない回線。月々の料金が無くなります。解約の前に、警備とレジの業者にだけは「この番号を使っていないか」を確かめます
- 切り替える: 電話とFAXだけで、業者が「動く」と書面で答えた回線。番号を残して、ひかり電話(光回線の固定電話)などに替えます
- 答えを待つ: 警備の機械やレジ。替えの代金を誰が持つかは、今の保守やリースの契約しだいです。私なら、替えが要る回線は2027年12月末までに切り替えます
文面(警備・複合機・電話機・レジの業者へ。メールか書面で) 「〇〇株式会社の△△です。INSネットの終了に向けて確認しています。御社の機械(機種___、設置場所___)について教えてください。①電話番号___のINSネットの回線を使っていますか ②終わった後も動きますか ③替えが要る場合の費用と、弊社と御社のどちらが持つか(契約書の該当する条も) ④いつまでに手配すれば間に合いますか。回答の期限もお知らせください。」
「使えなくなる」と言われたその場で申し込むのはやめます。確かめる前に切り替えると、警備やレジが止まってから気づきます。
切り替えの見積もりが来たら今の請求書と見積もりを総額で並べる記事で比べます。契約先が分からない回線は、先に契約先が分からないときの記事で突き止めます。