小さな事業のIT手帖

トラブル対応

「NTTの代わりに点検します」の電話。折り返す人は、相手に「うちとはどの契約か」を先に言わせる

  1. 「点検」の言葉だけでは切れない。保守を契約している会社なら、本物の連絡もあり得る
  2. 折り返すときは、こちらから契約の名前を言わない。「うちとはどの契約か」を相手に先に言わせる
  3. 今日、折り返す人を社長か総務の1人に決め、回線と電話の請求書をその人の手元に置く

公開 更新 読了3分

コードの付いた、古い型の電話の受話器
写真: Alexander Andrews(Unsplash)

受けた人が「NTTの者です」の電話の一言で、会社名と名前と番号を聞いてくれた。用件は「NTTの代わりに、電話機の保守点検のご案内」。折り返して確かめるのは、社長か総務の人です。この記事は、その人のためのものです。

この記事で出来ること
点検や交換の電話を折り返すとき、相手に契約を先に言わせ、請求書と合うかで本物か決められる
前提
専門知識は不要。手元に回線・電話・電話機の請求書があれば足ります
今日の一歩
折り返す人を決めて請求書を渡すのは今日。測った時間ではありません
目次(3)
  1. 放っておくと: こちらの一言で、相手は「はい」と言うだけで済む
  2. 私ならこうする: 請求書を並べてから、相手に先に言わせる
  3. 答えを、請求書の差出人と内訳の行で照らす

放っておくと: こちらの一言で、相手は「はい」と言うだけで済む

いちばん多い失敗は、折り返したときに「NTTさんなら、うちの契約は分かりますよね」と、こちらから契約の名前を言ってしまうことです。相手は「はい、そうです」と言うだけで本物に見え、日取りの約束に進みます。来た人はその場で電話機の交換を勧めます。NTT西日本の注意には、「毎月いくらと安い料金で」と言われたのに、リースの支払いの総額が高かった例が載っています。

一方で、「点検」という言葉だけでは切れません。NTT西日本は、申し出や保守の契約などが無いのに、電話の工事や保守をすることは無い、と書いています。裏を返せば、電話機の保守を契約している会社なら、点検の連絡はあり得ます。見分けるのは、相手の答えが、うちの請求書と合うかどうかです。

私ならこうする: 請求書を並べてから、相手に先に言わせる

私なら、折り返す前に、回線・電話・電話機の請求書を手元に並べます。そして、契約の名前はこちらから言わず、相手に言わせます。

文面(折り返す人が言う。電話でもメールでも) 「〇〇株式会社の△△です。先日の点検のご連絡の件です。うちとは、どの契約でのご連絡でしょうか。契約しているサービスの名前と、御社がうちと結んでいる契約を教えてください。電話機の型番やお客さま番号は、こちらからはお伝えしていません。日取りのお約束は、確認が済んでからにします。」

本当の契約先なら、うちの契約の中身は向こうの記録にあります。型番や請求書の中身を聞き返してくるのは、提案の材料を集めている相手です。

答えを、請求書の差出人と内訳の行で照らす

照らした結果すること
相手の会社名が、どの請求書の差出人にも内訳にも無い折り返さない。うちとは契約の無い会社
「どの契約か」に答えられない。逆に型番や請求書をこちらに聞いてくるそこで切る。日取りは約束しない
会社名も契約の答えも、請求書の行と合う請求書に載っている番号にかけ直し、「点検の連絡をしたか」を確かめる

請求書の番号で確かめて本物だった場合でも、交換を勧められたら、その場では決めません。電話機のリースの記事の表で、続ける・交換する・やめるを並べてから決めます。

出典(取得日 2026-09-21)

この記事は特定の製品の使用レビューではありません。公式仕様と公的情報をもとに整理しています。 ・仕様の取得日

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